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お役立ち情報-馬の慣用句② 「馬耳東風」って本当?

今回の記事は前回好評だった馬の慣用句に関する雑学第2弾です。
「馬耳東風」は「馬の耳に念仏」とも言いますが、
春風が吹いても馬は何も感じないように、「人の意見や言葉に無関心なこと」を表現した李白の詩をベースにした言葉です。

たしかに、馬は犬や猫に比べると感情表現は大きくはないですが、本当に馬の耳は無反応なのでしょうか?

4000m先の音を拾う、ハイスペックな耳!

馬の耳は竹を斜めに切ったような特徴的な形をしています。
そして、耳が開いている方向の音を選択的に聞き分けることができ、感知できる距離はなんと約4000m先まで可能といわれています。
犬の聴覚は約1000m先まで、人間はさらに狭い範囲になるので、馬耳東風どころかとんでもないハイスペック耳だと言えます。
正面と真後ろ以外見える目、そして全方位かつ遠方まで聞こえる耳こそ、自然の世界を生き抜いてきた馬という動物の凄さの象徴なのかもしれません。

感情豊かな耳の動き! 4つのパターン

馬の耳の筋肉は、人間の3個に対し、13個の筋肉が作用し、左右の耳を個々バラバラに前後左右に180度の弧を描くように
自由に動かすことができる。

(出典:馬の予防医学書=やさしい馬学講座=要約集/著:書兼子樹廣)

専門書でそう紹介されているように、馬の耳はとても多彩な動きをします。その中でも代表的な4つの動きをご紹介します。
①横向きに開いている

耳の力が抜けてだらんと横にさがっていれば、それはリラックスしている合図です。神戸乗馬倶楽部の馬はリラックスしている馬が多いとよく言われますが、この耳がまさにその証です。

②ピンと正面を向いている

何かの音を注意深く拾おうとしているときの形です。
馬の聴覚はメロディを感じることもできると言われているので、興味深い音があるのか、はたまた聴きなれた車のエンジン音がしたのか。
いずれにせよ集中している合図なので、近づくときはそっと近づいてあげてください。

③両耳がクルクルしている

ウロウロ、そわそわ、と人間なら表現される動きなのでしょうか。不安な気持ちや周囲を気にしている合図です。
ゆっくり近づいて、安心させてあげると、耳はまた横にパタンと倒れていきます。

④耳を後ろにピッタリ寝かせている

馬の耳がこの形の時はちょっと注意が必要です。
恐怖、不快、興奮などネガティブな感情の表れです。
丁度、今の季節みなさんが新しい職場やクラスで緊張するように、人見知りの馬などは知らない人の前で耳が後ろにピッタリ倒れることがあります。
馬がこの耳の形で、どう接すればいいか困ったときは、気軽に指導員に相談してみてください。

乗馬クラブで馬に出会おう!

こんな感じで、「馬耳東風」どころか聴覚、感情表現においてすごすぎる馬の耳ですが、でははたして「馬は春の陽気をどう感じているのか?」、「人の声や感情にどう反応するのか?」、
それはあなたの目と耳で、実際の馬の様子を体感してみるのがおすすめです。
神戸乗馬倶楽部では、「はじめての乗馬」にぴったりの体験乗馬をご用意しております。
ぜひ、あなた自身が春風を馬上で感じてみてください!!

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